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  1. 心理コラム
 

心理コラム

2015/10/04
共依存  

共依存って?

 

一言でいうと、

他者に必要とされることで、自分の存在意義を見出すこと

 

自分のことより他人の問題の世話に一生懸命になり、責任を取ってしまい、その結果

他人をますます無責任にしてしまう人たちのこと

 

他人の問題を自分のことのように捉え、必要以上に相手にかかわることが多い方



表面上、相手にやさしく思いやりを持って接する形をとるので「いい人」というイメージがありますが、反面周囲から心配されたり道場されたり「よく耐えてるよね」「えらいね」「優しいね」と言われたりすることが多い人や

 

人に対して、愛情を持って思いやり深く接することはとても大切なことですが、それをどこの線で区切るかが難しいと感じている人


  誰かの犠牲になっていませんか?
誰かとの関係で自分ばかりが責任を取るようなことがあったり、また、リスクを負ったり気持ちを押し殺したりしてませんか?




 誰かの考えに指示、決断をしていませんか?
 相手の甘えを助長してしまい、困っている人を助けないとダメだというような罪悪感や、誰からも好かれないといけないとか、完璧な自分でいないといけないと思い込んで、自分を必要以上に追い立てていませんか?


恋愛中の男女関係から見ると

 

彼氏や彼女に依存してしまう「恋愛依存症者」の関係で起こりやすいのは

 

幼少のころから、親や、周りの人に世話をしてもらうことや、与えてもらうということに慣れてしまっている人たちに、恋愛の形というのが大きな影響を及ぼしていること

 

「自分が追いかけるのはいいが、追いかけてくる相手には全く魅力を感じない」というところから

恋愛に積極的になれないというところがあるようです



 いろんな違った症状を表すような行動、思考や人間関係に気付く

 たとえば

●自分のことはさておき、相手を助けたり世話をする

●相手の行動、感情、考え方、状況、結果をコントロールしようとする

●問題や危機が起こりやすい場面、状況に身を置きやすい

●自分に自信がなく「見捨てられ危機感」を持ちやすく一人でいると不安になり、誰か相手が必要になる

●相手に自分の言いたいことをはっきり表現できない

●相手との問題や、もめごとが起きると、ありのままに受け入れることができず事実を隠し問題がなかったことにしてします傾向がある


 

 


 解決策として

●自己解放をしてあげる

●もっと、自由に嫌なときは、イヤと言ってください

●人との距離を少し開ける

●他人をコントロールできると思うのは、全くの思い違いだと自覚する

●自分と他人は考え方の感情も違う、個別な人間だと自覚する

●完璧にしようと思わなくていい

●信頼できる友人や、仲間と「怒り」について語り合うのも良い

●自分のことを、好きになる



 

 

インナーチャイルドとアダルトチルドレンの関係性について学ぶことで

内面に抱えている問題に気付くことができるようになります

 

しんどい気持ちを手放せるようになるためには、

 

    自分の思考、価値観を再確認していくことが望ましいといえます




 

心の空虚感を物質や行為で埋めようとしている人を「依存症者」いいます

対人関係で埋めようとしている人を「共依存症者」という









2015/09/20
傾聴とは  

傾聴と日常会話の違い

傾聴=アクティブリスニング

 

ひたすらその人の話に耳を傾けて聴くこと

その人の話の中の単語や、構文、全体の流れに注意を傾けて、ゆとりを持ち話してのお話を耳で聞くのでなく

五感を使って一生懸命に聴くこと

 

話し手の話を、そのまま受け止めながら聴くことです



たとえば

 

子供が学校から帰る途中

「寄り道して、変わった自動販売機を見つけた」と言われたら

 

「そう、学校から帰る途中で寄り道をして、変わった自動販売機を見つけたのね」と返す

 

また、

「寄り道したらダメでしょ」

「どこにあったの?」と、このようなやり取りは

 

訊く=相手を問い詰める 訊き方になります

 

このような訊き方をしていると

子どもたちは

「何を言っても聴いてくれず、問詰められるだけなので、話をしないでおこう」

という思いに駆り立てるかもしれません

 

このようなやり取りを繰り返していくと

本音の部分を聞き逃したりしがち

 

子どもたちが、発信するSOSに早く気付くことで

未然に防げることもたくさんあるかもしれません

 

しっかり話を聴くことができると、受容と共感が生まれます




 傾聴の目的

  • 話し手をよりよく理解すること
  • 話し手とより良い関係を築くこと
  • 話し手に気持ちを楽にしてもらう、ストレスを解消してもらうこと

日常会話=話のキャッチボール   話の主人公が、交互に入れ替わる

傾聴は、話し手が主人公、聴き手は、黒子




傾聴力が身に付くと


  1. 信頼関係を築くことができる
  2. 社会性を高めることができる
  3. 相手の気持ちをより、理解することができる
  4. 人にやさしくできる


自己肯定感や他者との信頼関係を高め、社会性が高まり、周囲との人間関係を大切にできるようになる

 

また、話し手からは

「自分の言いたいことや気持ちをわかってもらえた」という安心感が生まれます




聴き手がしてはいけないこと


  1. アドバイスしない
  2. 意見を言わない
  3. 話を取らない
  4. 無視しない


 話が聴けない理由

  • 自分の話をしたがる
  • 何か言ってあげないといけないという思いが沸き起こる





2015/08/06
防衛機制  
もしも
急に危機的な状況に陥ったとき、誰でも考えがまとまりにくくなったり、何も手に着かなくなったりします。

もちろん、自分の能力や他人の援助で、なんとか踏ん張って、危機的状況を乗り越えられれば問題ないのですが、いつもうまくいくとは限りません。
そんなときに、
心が分裂したり、崩壊したりすることを防ぐ心のメカニズムが、「防衛機制」です。

たとえば、
人が、無意識にとってしまう行動というと、



●自分自身の中で、じぶんが受け入れられない考え方や感情、記憶を否定し、なかったことにしたり、無理やり忘れようとしたりします
 これを、 抑圧 といいます


●著しく苦痛な体験が自我を傷付ける時に、出来事だけを残して一群の心理的な過程(例えばそれにまつわる感情)を記憶から切り離すこと
 これを、 隔離 といいます




●感情や衝動欲求を直接的に表現したり解放したりするのではなく、もっぱら知性の働きによって観念的に対処する 
 これを、知性化 といいます




ほかにもたくさんの防衛機制の種類があります。

自分自身の心をさまざまな方法で守ること。


一時的な「心の安全装置」だと考えられます。



だけど、

この安全装置は心の自由を奪い、ずっと作動し続けると負荷がかかって安全が保てなくなってしまいます。


そのような場合に、心の病気が発生します。


知らず知らずに、心に蓋をしていることに気付き

その蓋が取れるようにしていきたいですね。






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