旅先で出会った、おいしい物
お店で見かけた面白グッズ
あの時お世話になったあの方へ
パートナーに、子どもたちに、孫に、友人に
なにがしら差し上げたら
喜んでくれるかな?
受け止めてくれるかな?
というような思いで
プレゼントを選んで渡していませんか
何が喜ぶかな〜って考えているとき、ワクワクします
ですが
無意識のうちに
自分が人に何かしてあげたいという思いが
おせっかいなことなのか
損得勘定で動いていることなのか
差し上げた人に何かを求めてプレゼントをしているのか
と、問われると いかがでしょう
「あの人にこれだけしてあげているのに、あの人は私に対して何のお返しもない」
はっきりと言葉にして言われる方もいますが
心の中に秘めている方が多いのが実情
よくある表現の仕方で
話を聴いてあげる
○○をしてあげる
というように、やってあげる、言ってあげる
という
「あげる」という言葉を口にすると
受け取る側にとっては、それは
不要なことで
おせっかいや
自分勝手なアドバイスと
言うようなニュアンスで受け止められてしまうかもしれません
誰かのために一生懸命に関わろうとすればするほど
空回りして
これだけしてあげたのにと、愚痴が出てきたり・・・
コミュニケーションがうまく取れず
何かと
けんか腰になってしまう人もいたり
何かを求めるのでなく
与えることをし続けると
どうでしょう
「〇〇だったら何が喜ぶかな」と相手の笑顔を想像すると
それが結果的に喜ばれなくても気にならないものです
見返りを求めずに与え続けることは難しいかもしれません
与えた相手から返ってくるとは限りません
時間差があればあるほど大きくなって返ってくるかもしれません
なので心配せず、与え続けていけば良いのです
与えるというと、何かモノやお金などを想像してしまいますが
そういうものに限った話ではなく
笑顔でも、明るさでも、優しさでも、
褒めるでも、ためになる話でも、
相手にとって気分が明るくなるものであれば
良いのです
無意識に
自分のことを認めてほしいという欲求が働き
おせっかいをしたり、アドバイスをしたり
しているのかもしれません
無意識なので
気づかず繰り返す原因は
幼少期の育った環境にあるかもしれない、というところ
その辺りに気付いてもらえたらと思います
心理を学ぶ上でたくさんの気付きが得られるのは
様々な理論や定義を理解することで
腑に落ちることがたくさんあるからです
育児放棄で育った子は、
わざと怒られるような行為をするのはなぜ?
育児放棄で育った子供よりも
虐待を受けて育ったこともの方が成長するのはなぜ?
それは
人は、何かしらの刺激を受けて生きているから
抱っこして欲しい、話を聴いて欲しいという子供
その言葉を無視していると
子どもは、
大人の意識を自分に向けようと
たくさん考えます
そして行動します
それが良いことならいいのですが
悪さをしたり、いたずらしたりと
マイナスな行動が増えたりします
望ましいのは
マイナスな刺激よりも
プラスの刺激を受けるのが良いので
惜しまず
たくさんのプラスの刺激を与えていくことが必要なのです
刺激(ストローク)とは
交流分析では、「存在認知の一単位」と定義されています(相手を認める交流を行うこと)
人が生きていくうえで肉体的に水や空気、食物が必要なように、精神的に必要不可欠な刺激で
人にとってはとても大切な「心の栄養」とも言う
ストロークの法則
人は刺激への欲求が満たされないと精神的に支障をきたす危機にみまわれ、否定的なストロークでさえ求めるようになる
否定的なストロークを体験すると
様々な心的問題を蓄積していく。人のストロークへの欲求はなくならず、ずっとストロークを求め続けることを言う
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